国際協力・人間開発・地域研究・国際保健・紛争復興・多文化共生・参加型開発・人間の安全保障・ハイブリディティ~大阪大学大学院人間科学研究科 グローバル人間学専攻~


Human Development Studies

グローバル人間学専攻とは

2007年10月の大阪大学と大阪外国語大学との統合により、大学院には、「人間開発学講座」と「地域研究講座」からなる「グローバル人間学専攻」が新設され、また学部においては、統合前のボランティア人間科学科目の基本理念を継承しつつ、あらたに「グローバル人間学科目」が設置され、2008年度からその研究・教育活動を開始している。

世界規模の様々な実践的課題群を直接的な研究対象とする「人間開発学講座」は、「国際協力学」、「紛争復興開発論」、「国際社会開発論」、「多文化共生社会論」、「人間環境論」からなり、文化や社会構造といった地域の基本的な成り立ちやその変動を直接的な研究対象とする「地域研究講座」は、「動態地域論」、「超域地域論」、「地域秩序論」、「地域知識論」からなっている。この「人間開発学講座」の5つの研究分野と、「地域研究講座」の4つの研究分野がそれぞれタテ糸とヨコ糸となって、「グローバル人間学専攻」ができあがっている。

現代世界は、紛争、災害、難民、地球温暖化、資源・食料問題などといった深刻かつ喫緊の課題を抱えており、その解決のために、「人間開発学」の持つグローバルな問題意識と「地域研究」が探究するローカルな知を融合する研究と実践が求められているといえよう。このような前提に立ち、「グローバル人間学専攻」では、地域の言語を含む地域固有の知のあり方への配慮を踏まえた、フィールドにおける対話・実践、およびアカデミックな理論を有機的に結合することが目指されている。それは、人々の日常の暮らしに立脚した新たな学問・実践の場でもある。

「グローバル人間学専攻」では、次世代を担うにふさわしい国際性・創造性を備え、種々の学問領域や世界各地域を結ぶインターフェースとなりうる人材の育成に貢献することが目指されている。各教員は、国内外においてさまざまな研究フィールドを持つとともに、数多くの国際機関、研究機関、NPO等とのネットワークを形成している。教育面でも臨地性が重視されており、そのために、フィールドワークの技術やさまざまな言語を学ぶ機会が用意されている。

■グローバル人間学専攻

平成25年度

講座 研究分野 担当教員 研究内容




国際協力学 教授 澤 村 信 英 国際教育開発論、アフリカにおける教育開発・協力に関する研究
教授 中 村 安 秀 国際保健学、途上国の母子保健、在住外国人に関する研究
紛争復興開発論 教授(兼)
国際協力学
中 村 安 秀 緊急人道支援のあり方とその評価、人間の安全保障研究
准教授(兼)
先端人間科学講座
石 井 正 子 紛争地研究、平和構築論、東南アジア(フィリピン)地域研究、ムスリム社会研究、ジェンダー研究
国際社会開発論 准 教 授 神 前 進 一 参加型農村開発、持続型農業、参加型森林管理、マレーシア先住民社会の研究
准 教 授 岡 田 千あき 社会開発における内発的活動、スポーツを通じた開発に関する研究
多文化共生社会論 教 授 千 葉 泉 ラテンアメリカの民衆文化とその実践的応用に関する研究
教 授 藤 目 ゆ き 日本近現代史、アジア女性史、ジェンダー論
人間環境論 准 教 授 小 林 清 治 「迷惑施設」の立地をめぐる紛争と合意形成に関する研究、環境問題と公共性
准 教 授 三 好 恵真子 生分解性高分子の機能性発現とその応用開発に関する研究、食を基軸にした環境問題



動態地域論 教 授 河 森 正 人 東南アジアにおける持続的な福祉社会の形成に関する研究
准 教 授 鈴 木 広 和 中近世東中欧における異文化接触、歴史叙述の歴史
超域地域論 准教授(兼)
GLOCOL
宮 原 曉 フィリピンの中国系住民に関する「地域」研究(身体、性、ハイブリディティ、トランスローカリティ)
講師(兼)
GLOCOL
島 薗 洋 介 医療人類学、臓器移植・生殖補助医療と生命倫理(フィリピン、インド)、民俗宗教・民間医療(フィリピン)
地域秩序論 准 教 授 大 谷 順 子 中国・中央アジア諸国地域の社会開発、国際保健・人口学、研究方法論
地域知識論 教 授 次下 利春人 
ZGUSTA Richard
北アジアの民族学に関する研究、東南アジア諸民族の歴史人類学
准 教 授 福 岡 まどか 東南アジアにおける上演芸術の比較研究
准教授(兼)
GLOCOL
住 村 欣 範 ローカル・ナレッジ(地方の知)、ベトナムにおける人類学的研究(食、記憶)
教授(兼)
世界言語研究センター
近 藤 久美子 アラブ・イスラーム地域研究-文化と歴史の複合的研究

(注)
1.この一覧表は平成25年度の情報に基づいて作成しています。
2.職名の(兼)は兼務を、職名の下の表記は所属を示します。なお、「GLOCOL」は、本学グローバルコラボレーション・センターの略。

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